受けての言葉を使う
最近、自転車通勤を真剣に考える。
よくよく考えてみれば、自宅から会社までは、自転車で20分ぐらいだ。
電車で乗換えを考えると、自転車で来た方が早い。
さて、最近、ドラッカーの本を読み直している。
その中で、こんなことが書いてあった。
ソクラテスは、「大工と話す時は、大工の言葉を使え」と説いた。
コミュニケーションは、受けての言葉を使わなければ成立しない。
受けての経験にもとづいた言葉を使わなければならない。
普段から気をつけているが、無意識に専門用語や横文字を使ってしまっている自分がいる。
以前、こんなことがあった。これは、うまくいった例だ。
あるお客さんと打合せをしているとき、「証拠を残しておきましょう」という言葉がお客さんの口から出てきたので、私も「証拠」と言う言葉をつかった。
その直後に違うお客さんと打合せをした。
そのお客さんは、やたらと横文字を使うのが好きな方で「エビデンスを残しておきましょう。」という
会話になった。
私も、「エビデンス」という言葉を使った。
私は、お客さんにあわせて、言葉を使い分けていった。
そのように言葉を合わせることで、その経営者との距離が近づいたような気がした。
これが、逆だったらどうであろう。
「証拠」という言葉を使っているお客さんに私が「エビデンス」と言ったら、
「こいつ、横文字なんか使いやがっていやらしい奴だなぁ」という感情を持たれたかもしれない。
反対に、「エビデンス」と言う言葉を使っているお客さんに「証拠」と言ったら、
「こいつ、スマートじゃないなぁ」と思われたに違いない。
些細なことかもしれないが、そんな気遣いがいつでもできる自分でありたいし、
エスパシオでありたいなぁと思う。

















